活動報告
講習会
2024.07.20 written by AIC
2024年5月17日から6月28日までの7週間、毎週金曜日に競技プログラミング講習会を開催しました。競技プログラミングとは、与えられた課題をプログラミングによって解決し、その過程や結果を競う競技です。コンテストに参加することでレーティングがつくというゲームの側面を持つ一方で、プログラミング能力や論理的思考力、問題解決能力の向上が見込める優れたトレーニングの場でもあります。近年、競技プログラミングは注目度が飛躍的に高まっており、採用活動に活用する企業も増えています。
この講習会は、2024年7月5日に開催されたICPC2024国内予選に向けた準備を目的として行われました。各回の講習では、受講生は講師陣が選定した問題群から成るバーチャルコンテストに取り組み、その後、簡単な解説を行いました。さらに、オンラインでアクセスできるヒントや解説集も用意し、対面講義に参加できない他キャンパスの学生も内容を追えるよう工夫しました。
その結果、今年の慶應義塾大学からは6チームが国内予選に出場し、うち2チームが予選を突破し、12月に開催されるアジア地区横浜大会への進出を決めました。アジア地区横浜大会とアジア地区決勝大会を突破すると世界大会に出場することができるため、今後の活躍が非常に期待されます。