活動報告
イベント
2024.04.08 written by
2024年2月27日から3月12日にかけて、大塚製薬株式会社(以下、大塚製薬)と慶應AICがコラボした、「生成AIを用いた血液がん論文からの情報抽出ワークショップ」を開催しました。
参加人数は20人以上、全4チームで、理工学部を中心に経済学部、医学部、薬学部など、幅広い学部の1年生から修士までの学生がワークショップに参加しました。
本ワークショップを開催するにあたり、2024年2月13日に任意の事前学習としてプロンプトエンジニアリング入門を実施しました。
AICの学生が講師となり、プロンプトエンジニアリングの基礎的な知識について講習を行いました。昨今話題の分野ということもあり、参加者は熱心に講義を受けていました。
大塚ホールディングス株式会社(以下、大塚HD)の三上季範様から、課題のテーマや背景についてご説明がありました。がん遺伝子パネル検査という、医学部生以外にはあまり馴染みがない分野ですが、わかりやすくご説明いただき、参加者も集中して聞いていました。
また、Wikipediaの記事を題材に、プロンプトエンジニアリングを学ぶ例題を参加者に提供しました。
ワークショップに取り組む中での疑問点等を解消する場として、オンラインで質問会を開催しました。参加者は熱心に課題に取り組んでいたようで、多くの方が質問していました。
キックオフ会と質問会の取り組みを基に、最終発表を行いました。チーム結成から発表まで2週間とタイトなスケジュールでしたが、どのチームも優れたレベルのプレゼンテーションを披露しました。
大塚製薬の診断事業部企画部に精度を評価いただき、大塚HDのIT企画部にアイデアを評価していただきました。
また、大塚製薬の診断事業部企画部、大塚HDのIT企画部の宇田川雅令執行役員、佐野真部長補佐から講評をいただきました。
審査の結果は下記に記載しています。
大塚ホールディングス/大塚製薬の佐野真様、横山伸介様、三上季範様、をはじめ、多くの皆様の多大なサポートに心から感謝いたします。
慶應AIC 代表:矢向高弘、特任教授:小林真里
AIC運営学生:大林弘季、加地健、畑中駿平