活動報告

講習会

「競技プログラミング中上級」を開催しました

2025.07.14  written by AICオフィス

2025年度ICPC国内予選に向けた競技プログラミング講習会の開催報告

2025年5月13日から7月1日までの8週間にわたり、中上級者向けの競技プログラミング講習会を毎週火曜日に開催しました。
競技プログラミングとは、与えられた問題をプログラミングを用いて解決し、その速度や結果を競う競技です。競技プログラミングに取り組むことで、プログラミングスキル、論理的思考力、問題解決能力の向上が見込まれます。
近年では、競技プログラミングを採用目的で利用する企業も増えてきています。直近ではAtCoder社の世界大会であるWorld Tour Finals 2025についてOpenAI社がスポンサー企業となっていることからも、その注目度の高さが伺えます。

この講習会は、2025年7月4日に開催されたICPC (国際大学対抗プログラミングコンテスト) 国内予選に向けて、参加者の実力向上を目的として実施されました。 講習では、毎回12問以上の問題で構成されるバーチャルコンテストを実施し、受講生は制限時間内に問題に取り組みました。その後、講習時間内で詳細な解説を行いました。バーチャルコンテストについては、受講生が難しい問題にも積極的に挑戦できるよう、すべての問題に対してヒント集と実装例を提供しました。

慶應義塾大学からはICPC国内予選に11チームが参加し、2チームが見事予選を通過し12月に開催されるアジア横浜大会への進出を決めました。特に、チーム「Rinshan Solution」はすべての問題を1時間31分で解き切り、全体1位で国内予選を通過するという快挙を達成しました。

慶應義塾大学のチームがICPC国内予選で優勝したのは”史上初”のことです。

(ICPC国内予選当日、開始直前の様子)
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